ワインを直接手に取れる「木組みワインセラー」のある空間。
「日本ワイン800本を気軽に楽しめるお店にしたい」との要望に対し、日本の伝統的な木組み技術を参考にしたワインラックを中心とした空間づくりを考えました。コンクリート現しとスチールの照明によって”蔵”のような空間に対して、テーブルやベンチまで木々を贅沢に使う事によって、「日本ワイン」を楽しむための場所を実現しました。

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囲いのないワインクーラーシステム

ワインラック上部に冷却装置であるユニットクーラーと、分煙装置として使用される無隔壁遮断機器を組み合わせて設置することで、送風による空気循環と温度差による気流を生み出し、上部及び下部で12℃程度、全ての箇所に対して20℃以下の環境をつくることができた。　また、ワインラックを木組みとしたことにより、適度な隙間を生み出し、空気の循環を良好に保つ事ができた。